玖珠・九重ドライブ編
2021.05.15.作成
2020年の2月、カミさんと長男を誘い、大分県の玖珠、九重方面のドライブに出掛けました。 大分県の玖珠・九重付近といえば、九重夢大吊橋に九酔渓とか、高塚愛宕地蔵尊とかには何回か行きましたが、今回の第一目 的の豊後森駅には立ち寄った事が無く、初めて扇形機関庫が見られる、と期待大で出発しました。 豊後森機関庫公園を見学したあと、以前仕事で都合の会わなかった長男は除いて長女とカミさんとの3人で行ったので、長男は 初めてになる九重夢大吊橋に行き、帰り道に高塚地蔵に寄ってきました。 あいにくの曇天で、写真も明るい感じにはなりませんでしたが、そこのところは致し方ないとご容赦ください。 それでは下からそのときの模様をご覧ください。 |
豊後森機関庫公園付近のMap。 玖珠ICからだと矢印のように走ると駐車場がある。 |
駐車場から豊後森機関庫公園(入場無料)の入り口方向へ歩きながら撮影。 窓ガラスは随分破損しているが、蔦の絡まる感じがなんともいえない雰囲気を醸し出している。 右の写真の手前に写るレールは久大本線で、右手前方向が豊後森駅になる。 |
この豊後森機関庫は1934年(昭和9年)の久大本線開通と同時に完成した。 鉄筋コンクリート造りで1,785uの面積を有し、最盛期には蒸気機関車21台が所属する全国的に見ても規模の大きな扇形機関庫だったそうだ。 |
蒸気機関車には前後の区別があり、方向転換のために転車台や扇形機関庫が必要だったが、この機関庫もディーゼルへの転換に伴い、 1971年(昭和46年)に廃止となった。 この機関庫と転車台は2012年に国の登録有形文化財に登録されている。 |
1919年(大正8年)製の9600型蒸気機関車。 福岡県の志免町から町内の公園で展示されていた29612号機の無償譲渡を受け、保存展示している。 |
ミニトレインのレール。 この日は車両庫が改装中だったらしく、列車は出ていなかったが、本物と同じような転車台もあり、ミニトレインが走っている姿を見てみたかった。 |
駐車場に戻ろうと踏切の方へ向かうと豊後森駅に「ゆふいんの森」が入って来た。 左写真は機関庫公園に行くときに撮った朝方の豊後森駅のホーム。 |
キハ72系ゆふいんの森。 初代のキハ71系、オランダ村特急から改装されたキハ183系を使った2代目と数えると3代目となるのか… 1999年(平成11年)の誕生というから、もう20年を超えるがその人気はいまだに衰えないようだ。 |
九重夢大吊橋付近のMap。 国道210号を豊後中村から県道40号線に入る。途中九酔渓の付近など狭隘な箇所もあるが、紅葉の時期などはすばらしい景観が見られる路線だ。 ちなみにこの日の昼食はMapにも載っている「渓流の味たなべ」でおいしいヤマメ料理をいただいた。 |
2006年10月30日に開通した九重゜夢゜大吊橋。 全長が390m、水面よりの高さ173mで、2015年12月に開通した三島大吊橋(静岡県)に長さで抜かれるまで、歩行者専用橋としては 長さ、高さ共に日本一を誇っていた。(高さでは今も日本一である。) ちなみにこの時点での通行料は大人で500円だった。 |
橋から見た震動の滝と橋の下を流れる鳴子川。 左側が雌滝(落差93m)で右側が雄滝(落差83m)。 雄滝は水量が多く、流れ落ちる勢いで周囲が振動するかのようだというのでこの名が付いたそうだ。 |
このときは2月だったが、紅葉の時期だと九酔渓の素晴らしい景色を見ることができる。 長さがかなりあるので、揺れるんじゃないかと思いがちだが、思うほどは揺れない。 |
大駐車場側から橋を渡った先にある展望台。 右写真はその展望台から見た大吊橋。 |
高塚愛宕地蔵尊付近のMap。 以前は国道210号の豊後中川から山道を登っていたが、今では大分自動車道の天ヶ瀬高塚ICからすぐだ。 |
「高塚さん」の愛称で親しまれる行基ゆかりの高塚愛宕地蔵尊。 私は若い頃の観光写真の仕事をしていた時代から何度も足を運んだ場所だ。 当時は拝殿まで随分長い坂や階段を上らなければならなかったが、今では上のほうまで車で行ける様になっていて、随分楽になった。 |
本殿の周りにある奉納された地蔵群。 柔道の谷(田村)亮子さんが奉納した地蔵もあるらしい。 |
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