2019.12.人吉編

2022.02.05.作成


  2020年7月の豪雨災害で未曾有の水害を被った人吉市。 その約半年前の2019年12月に私は家族を連れて青井阿蘇神社と
 大畑駅などを訪れていました。 その時の写真を'20年の年賀状に使ったりしていたので、わずか半年後にあの様な状態になると
 は本当に信じられませんでした。
 
  ここにこの災害により被害を受けられた全ての方々に心よりのお見舞いを申し上げますと共に、あれから1年半が過ぎたというな
 か、今も復旧に頑張っておられる方々に1日も早い復興の日が訪れますよう、お祈り申し上げます。
 
  昨今のコロナ禍で旅行や遠出のドライブなどはなかなか出来ませんが、少し収まってちょっとどこかに出かけてみようか、という
 時の参考までにその時の写真を掲載いたします。人吉市に関心を持たれる一助になれば幸いです。
 
  それでは下からご覧ください。
 
 
人吉市の位置。
私の若い時、高速道路がまだ無かった頃は、球磨川に沿って走る国道219号線で八代からでも2時間近くかかっていたような
記憶があるが、(ただし観光バスで…)今では荒尾からでも2時間あれば着く。
 
 
青井阿蘇神社と人吉駅の位置。
 
 
青井阿蘇神社の楼門(国宝)と蓮池。
左写真は蓮池前から撮った鳥居と楼門。 右写真はその蓮池。
この蓮池のハスが咲く季節にはどんなに綺麗だろう…と、いつかその季節にまた来たいと思っていたが、
一昨年の豪雨災害ではこの蓮池の中にも車が流されて来ていたので、復旧の方はどうなんだろうか…。
 
 
熊本県で初めての国宝指定となった社殿群の一つの楼門。
慶長18年に竣工したこの門は禅宗様に桃山様式を取り入れた寄棟造茅葺の三間一戸八脚門で
その造り自体がこの地方独特の造りで「人吉様式」と呼ばれるそうだ。(Wikiより)
 
 
これも国宝の拝殿。
この拝殿は慶長16年の竣工で、桁行7間、梁間3間、寄棟造平入茅葺で前面に1間の唐破風造銅板葺の向拝(こうはい)を付ける。(Wikiより)
 
 
左写真が本殿、廊、幣殿(左から、すべて国宝)。
右写真は反対側から撮ったもので、手前が幣殿、奥が本殿。二つをつなぐ低い屋根の部分が廊となる。
 
 
人吉駅前。
相良氏の人吉城をイメージしたからくり時計が目を引く。
この時はまだSL人吉など観光列車も人気だったが、一昨年の豪雨被害で肥薩線が不通になっており、
その後の駅前の雰囲気はどうなっただろうか?
 
 
駅構内のSL時代からの機関庫。
この機関庫の向こう側にSLの方向転換をする転車台がある。
 
 
人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(モゾカ)ステーション868から人吉駅までを走るミニトレイン。
左写真のミニトレインが出てきている建物が人吉鉄道ミュージアムMOZOCA(モゾカ)ステーション868。
そして右写真の奥が人吉駅のホームだ。
ちなみに「モゾカ」とは人吉地方で「かわいい、小さい」とのことだそうで、熊本弁の「ムゾカ」とちょっと違うのに驚いた。
 
 
人吉駅を後にして次に行った大畑駅周辺の地図。
国道221号から県道189号に入り、曲がりくねった道を上っていく。
 
 
大畑駅の駅舎。
私が車を止めているとちょうど吉松からの観光列車「いさぶろう・しんぺい」が矢岳駅方向からスイッチバックを降りてきた。
上の地図でもわかるようにここ大畑駅は(吉松方向からだと)矢岳駅からループ線で山を下り、スイッチバックの途中にある。
周りに人家があるようなところではないのになんで駅が?と思ったのでWikiで調べたところ、SL時代に人吉から急勾配を
上ってくると、このあたりでボイラー用の水が不足してくるので給水用の施設として駅を設けたとのことだった。
 
 
大畑駅のホームに停車中の「いさぶろう・しんぺい」。
観光列車のため、しばらくの時間停車して乗客の人たちも車外に出て駅舎の中など見学していた。
 
 
大畑駅を発車し、人吉方向へ山を下りていく「いさぶろう・しんぺい」。
 
 
大畑駅の駅舎内。
無人駅だが、自分の名刺を貼ると出世するとかの言い伝えがあるとかで、御覧の状態だった。
 
 
大畑駅のホームと給水塔。
左写真の給水塔の奥(右写真では手前)はレストランで、豪雨で肥薩線が不通になって以降、休業が続いているみたいだが、
現在はどうなっているんだろうか…?
 
 
 
 
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