小岱山ハイキング編U

2005.2.13.作成


  2005年1月2日、長男と2人で再び小岱山に登りました。
  今回は、(下のMapを見てね〜) 府本登山口より小岱山駐車場まで車で行き、そこから中央
 コースを通って、筒ヶ岳へ。小休憩の後、長助金毘羅(Mapにはないけど筒が岳の北側、Map
 ではちょい左側です。)まで往復して荒尾展望所経由で観音岳へ。ここで昼食。
  観音岳周りをちょい散策した後、下山路は荒尾展望所まで戻って見張岩あたりまで樺コース
 を往復した後、中央コースへ戻って駐車場まで帰りました。
  前回と同じくおおよそ4時間のハイキングでした。
 
小岱山駐車場から見た雲仙。
この日は雲も多く、霞んだ感じで
眺めはあまり良くなかった。
登山道のすぐ脇にある古代の製
鉄跡群。
この付近では製鉄が盛んだった
らしく平安初期から鎌倉時代ま
での製鉄跡の遺跡が小岱山の
山中で30あまり発見されている
そうだ。
いよいよ中央コースへ。
前回の丸山コースと比べると岩
の階段を登っていく所が多く、自
然味たっぷりのコース。
丸山コースよりかなりハードだ。
こういう個所も段差がバラバラ
で、きれいに整備されていた丸
山コースより野性味あふれる。
半ば付近から登山道に白いもの
がちらほら…
大晦日からの雪が残っていた。
なんとも野趣あふれる、いかに
も手作りのような木製吊り?橋。
あの赤い標示は何なのか…
渡りきった所から吊り橋を見る。
さほど危なっかしいとも思わな
かったが、 あの赤い布切れは
きっと「注意」の標示なのだろう。
残雪で滑りやすいので気をつけ
て進む。
筒ヶ岳頂上に到着。
このコースから登るとこのような
石垣が見え、いかにも「城跡」と
いうような感じがする。
筒ヶ岳頂上の案内ボード。
これから北側の長助金比羅へ
向かう。
長助金比羅への道。
あまり人が通っていないのか、
残雪に足跡はなかった。
長助金比羅から見た三池山。
写真中央右寄りには南関のセ
キアヒルズが見えていた。
長助金比羅の名の元になった?
金比羅さん。
私たちもお参りした。
長助金比羅の案内板の前で長
男の記念撮影。
案内板にもあるようにここは小岱
山で二番目に標高が高く488m
ある。
筒ヶ岳まで戻る。
この石は筒ヶ岳頂上にあり、昔
筒ヶ岳落城の際に金銀財宝を
隠した井戸の蓋だという伝説が
残っているとか…。
巨石に刻んであるのは荒尾出身
の幕末〜明治維新期の大学者・
月田蒙斎(つきだもうさい)の「小
岱山に登る」の詩。
観音岳山頂広場。
どんよりとした空模様で相変わら
ず雲仙は裾野のあたりしか見え
ない。
少し肌寒かったがここで昼食に
した。
カミさんが作ってくれたおにぎり
弁当を平らげたあと、じっとして
いると寒かったので、前回見つ
けていた「水飲場」の案内標識
に沿って200mほど降りてみた。
(ちょうど「唐渡岩」とは反対の
方角になる。)
写真下がその水飲場。ここ一箇
所だけらしいがあまり飲みたくは
なかった。水量がもっと増える時
期は綺麗なのかも…
下山路は荒尾展望所から降りる
コース。
こんな道の連続で、けっこう「山
歩き」を実感できる。
道中こんな分岐点があったの
で、人形岩までちょっと寄り道し
ようということに…。
この分岐路の手前方向が府本
登山口(中央コース)。
この樺コースは今まで通った登
山道の中ではあまり人が通らな
いらしく、ちょっと荒れていた。
ずっと降りていくと大きな岩が現
れたので「これが人形岩ばい!」
と記念撮影。
でもあとで地図などをよく見てみ
るとどうもこれは「見張岩」のよう
な…
この岩の上から向こう側には「唐
渡岩」が見えていた。
中央コースに戻って朝来た道を
下山。
途中、犬の散歩?で登る人とす
れ違い、「こんなところを犬の散歩コースに?」と感心してしまっ
た。
今回は長男と2人、男同士での登山でしたが、長男の足の速さについていくのがやっとで、
さすがに年かな…と思い知らされました。腕力と気持ちだけはまだまだ息子なんかには負けないと
思っているのですが…。やっぱ総体的体力では年には勝てないのかな…。
 
前回の展望のリベンジを…との思いは結局果たせず、第3回目(あるのか?)以降の宿題となりました。
 
 
 
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