皆さんは自作パソコンの事をご存知ですか? 自作といっても半田ごてを使って小さな電子部品を組み立てていくのではなく、規格に 沿って作られたパーツを買ってきて、組み上げるパソコンのことで、ドライバーやラジオ ペンチ程度の工具で割と簡単に組み立てることができます。 メーカー製のパソコンのようなサポートは受けられませんが、(パーツ単位でのサポー トは受けられます。)後々のCPUの交換などハードのグレードアップが容易にできる点な ど、自作の魅力は一杯です。(私Nontaが始めたきっかけは、中古部品やもらった部品 で、安くて速いパソコンが作れると人から教えてもらったからでした。) |
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●これだけあればパソコンは動く!! |
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CPU | CPUクーラー | マザーボード | ビデオボード |
ハードディスク | メモリー | CD-ROMドライブ | フロッピーD.D. |
ケース(電源含む) | モニター | キーボード | マウス |
◎CPU ご存知パソコンの心臓部。以前は米インテル(Pentium・Celeron)の独壇場だったが、 最近は米AMD(Athlon・Duron・K‐6)の台頭が著しい。他に台湾VIA・Cyrixなどがある。 私はAMDのDuron・700MHzをクーラーつきの箱入り(Boxという)で7000円弱、K-6-2の 475MHzをクーラー無し箱無し(バルクという)で5000円弱で買った。(共に中古品。) ◎CPUクーラー CPUは発熱量が大きく、ヒートシンクにファンをつけたクーラーで冷却してやらなければ ならない。特に最近のクロック数が大きくなったCPUはファンが回っていないと即オシャカ になったりもするし、CPUにあった冷却能力を持ったクーラーでないと熱暴走が発生したり するので、要注意のパーツである。 ◎マザーボード パソコンの基本になる基板。CPUを装着するソケット・スロットもマザーボード上にあり、 CPU、メモリーをはじめとしてすべての周辺機器がマザーボードに繋がれる。 CPUの種類により、ソケット・スロットのタイプが異なるが、最近の主流はインテル系のソ ケット370とAMD系のソケットA。私が買ったのは、台湾AopenのソケットAマザー、AK-73 Proを14800円(新品)、台湾ASUSTekのソケット7(旧タイプ)マザーであるP5Aを5000円 弱(中古)で購入した。 ◎ビデオボード モニターにパソコンの画面を表示するために必須。 私は、S3のSavage4というチップと16MBのVRAMを積んだボードを6980円、nVIDIAの TNT2VANTAというチップに8MBのVRAMのボードを4980円で買った。 ◎ハードディスク 40GBなんていうのもあるが、なるべく安く上げようということで、7200回転の15.3GBの ものを12000円前後、5400回転の10GBのものを10000円弱で買った。(共に新品) ◎メモリー メモリーの価格の変動は激しいのか、1月に128MBを10000円程度で買ったのだが、 3月には8000円台で256MBが買えた。(どちらもPC100・バルク品) ◎CD-ROMドライブ 16倍速の中古品なら2000円台で手に入る。36倍速も4000円弱で中古品を手に入れた。 ◎フロッピーディスクドライブ 2モードタイプを2000円弱で購入(新品) ◎ケース 300W電源つきATXミドルタワーケースを7000円弱、250W電源つきミニタワーケースを 4000円ほどで購入。 ◎モニター 17インチのCRTが中古品で9800円で買えた。 ◎キーボード 日本語112キーのものが特価で980円(新品)。富士通などの中古品は109キーのもので 400円程度で手に入る。 ◎マウス PS‐2接続のスクロールマウスで980円程度からある(新品)。 上の写真はUSB接続のスクロールマウスで、1880円だった。 あとは音を鳴らすためのサウンドボードや、モデムなどもあるが、以上の12のパーツで、 一応パソコンは動く(もちろんOSなどのソフトは別途必要)。 注:上記の価格は2000年の12月から2001年の3月の間のものです。 |