● 1台目改造 ! 編  

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  2台目がほぼ出来たところで、長男に使わせるために1台目の改造にとりかかりました。
  まず1台目から2台目に流用したハードディスクやCD‐ROM、ビデオボードを新しく購入、
 1台目のマザーボードに中古で買ったCPU、AMDのK6‐2・475MHzをインストールして使
 わせていましたが、1台目のところで紹介した「IRQステアリングの不具合」はそのまま引き
 ずっており、その上にUSBポートに挿したタブレットが使えないという新たな不具合が出現
 しました。
  そこで思い切ってBIOSのアップデートを行なったのですが、結果は改善されず(BIOSの
 アップデート自体はあっけなく成功しました。)いろいろ調べていくうちにこのAX59PROとい
 うマザーボードに採用してあるVIAのMVP3というチップセットに不具合があり、修正する為
 のドライバ類がVIA社のホームページからダウンロードできるということでした。
  早速VIAのホームページにアクセスし修正用のドライバを探したのですが、それらしきファ
 イルを探し出すことが出来ず、MVP3用のドライバ(オールインワンタイプ)をダウンロードし
 てインストールしたりしてみましたが、直りませんでした。(2〜3年前のマザーボードなので
 修正プログラムはもう削除されていたのかも…)
  ここに来て「もうマザーボードを替えるしかない」と思った私は、インターネット通販の中古
 ショップでSoket7のマザーを探しました。 するとASUSというメーカーのP5Aというマザーが
 目に止まったので、ASUSのホームページでどんな製品なのかをよく調べてから、購入する
 ことにしました。
  前置きが長くなりましたが、このP5Aに替えてから後の改造を以下に順を追って紹介しま
 すのでご覧下さい。
 
 ASUSのSoket7マザー、P5A。
チップセットは台湾ALiのAladdinXで、ベースクロック
100MHzをサポートしており、
拡張スロットはAGP×1、
PCI×5、ISA×2を装備し、メモリースロットは、3本で
最大768MBまでをサポートしている。
 各種フラットケーブル、各種ドライバCD‐ROM、説明
書付きの中古品で7000円弱だった。
 AMDのCPU、K6‐2・475MHz。
Soket7対応のCPUでは、最高の部類に入るクロック
周波数を持つ。(500MHzオーバーもあるが…)
 P5AにK6‐2、メモリー(128MB)などを取り付けた
状態。
 CPUクーラーは1台目の時の物をそのまま使用。
 ビデオボードはnVIDIAのTNT2 VANTAというチップ
に8MBのVRAMを積んだ台湾製のボード。
 HDDは米SeagateのUシリーズ、ST310211A。
記憶容量は10GB。
 CPUクーラーは、AX59PROの時は1台目のMUプロ
セッサーからの流用でも大丈夫だったが、このマザー
では温度が上がりすぎ、警告アラームが度々出るの
で、ジャンク品として500円程で売られていた大き目
のクーラーに付け替えた。
 マザーにビデオボード、サウンドボードを取り付け、
各ドライブとも繋いだ状態。CD‐ROMは36倍速のもの
を取り付けた。
 夏場の温度対策にケースファンも追加した。
 ひとまず完成したP5Aマザーの1台目改。
スピーカーも980円程度で買ってきたもの。
 長男が小遣いをはたいて買ったUSBタブレット。
これが使えなかった為にAX59PROからP5Aに替える
ことになった。
 プリンタは私が以前使っていたALPUSのスキャプリ
MD4000J。
 左は外付け56KモデムPanasonic TO‐BXF56K。
 夏場になると大き目と思っていたクーラーでも警報
が出るようになったので、もう一つ大き目のファンが
ついているクーラーをジャンク品から探し出して取り付
け、これで何とか落ちついた。
 10月になって、2台目PCのCPUをDuron900MHzに
替えた事で余ったDuron700MHzを長男のPCで使お
うと思い、SoketAの中古マザーを物色していた時に
見つけたマザーボード。
台湾MSI社のK7T Pro2。ドライバCD‐ROMだけは付
いていなかったが、9000円弱で出ていたので購入し
た。
 早速CPUソケットにDuron700MHzを挿す。
このマザーのチップセットは2台目のものと同じVIAの
ApolloKT133。
サウンドチップもオンボードで搭載している。
 CPUにクーラーを取りつけ、各配線が済んだ状態。
 写真中央に縦に4個並ぶLEDがこのマザーの特徴。
このLEDの点滅と音声(英語か中国語かを選べるが、
わかりづらい)で、PCの異常を知らせる。
 ビデオボードをAGPスロットに挿した状態。
その下はNo3、No4のUSBポート。
(この後、2台目のビデオボードをアップグレードした
為、それまで2台目につけていたS3の16MBのボード
をこちらにつけた。)
 ドライブベイは上から、36倍速CD‐ROM、CD‐R/
RW、FDD、HDD。
 5インチベイの部分の正面画像。
CD‐R/RWはセンチュリーのRW7083A/BRG(リコー
のOEM品)。
 その後、80GBのHDDを追加してHDDの容量は90GBとなり、TVチューナー/ビデオキャプ
 チャボード(AOpen VA1000Plus2)も付けたりしていた長男だが、先日私のDVDスーパー
 マルチドライブを見て自分も買いたいと言い出したので、「coneco.net 価格比較サイト」
 http://www.coneco.net/で調べてみた。(私の時もここで調べて一番安い所を探した。)
 すると何とほんの2ヶ月前にソフト付のバルク品で16500円程だった(それでもその時は安
 いと思ったのだが…)のがなんと!11500円程になっていた。ソフトなしのバルクだと9999
 円と1万円を切っている。2ヶ月で5000円のダウンに驚きつつ、長男に話すと是非買いたい
 と言うので、私のPCから注文。(私の時と同じ店だったので、会員になっていた私の名前で
 注文した。支払いはもちろん長男がした。)
 さて待つこと4日ほどでGSA4082Bが送られてきたので、早速36xCD-ROMドライブと交換
 したが、このあとに事件が起こった。
 電源コードをコンセントに挿した途端、白い煙が上がったと思ったらなにやら焦げ臭いにお
 いが…。慌てて電源コードを引き抜いたNontaだったが…。
 焦げ臭い匂いは電源ユニットからしていた。
 カバーを開けて見てみても異常個所はわからない。
 もう一度電気を通して 出力側にどれだけの電圧が
 掛かっているかテスターで調べようと思い、コンセン
 トに挿して両手で抱えあげた時、パーンと何かが破
 裂する音が…。
 再び慌ててコードを抜き、周りを調べてみると、コン
 デンサのケースが吹き飛んで落ちていた。
 赤い線で囲ったところが破裂した電解コンデンサ。
 ケースを覆っていたビニールが引きちぎられて残っ
 ていた。
 最初の通電時(煙が出た時)、他のパーツへ異常
 電流が出てなければいいが…
 少し不安の残るNontaだった。
 次の日、ちょうど日曜日だったので、電源ユニットを
 買いに熊本市内へ。最初に行ったアプライド熊本店
 で350W電源が3200円程だったので、これを買って
 帰った。
 取付け、配線を済ませ、電源を入れてみるとマザー
 ボードは異常なかったらしく、無事に起動した。
 (ホッと胸をなでおろすNonta…)
 ソフト類も問題なくインストールできた1台目改。
 フロントベゼルの色が違っているのはご愛嬌。
 
 それにしても今回の電源発火事件、消費電力の大
 きいDVDを取り付けたため250Wの電源では無理が
 あったのか、それともただ単に電源内のホコリが内
 部でショートさせただけだったのか、原因は良くわか
 らない。
 こうして何とか格好が付いた1台目改PCで長男は自分のHPをせっせと作成、更新している
(らしい…)。
 この1台目改の現時点(2001.12)でのスペックをあらためてまとめると、
  CPU…Duron700MHz  メインメモリ…128MB  HDD…90GB  VRAM…16MB
 ということになります。さて、次は何処を拡張しようか…。



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