● Core2Duo ! 編 

2007.05.04.UP
2009.01.04追記
 
  2006年の12月、長男が家電量販店のPC売り場で働いているので、ひとつ売上げに貢献してやろう…と新
 しいPCを組むことにしました。
  今回は、Windows Vistaへのアップグレードも考えて、先に長男が組んだCore2Duo、メインメモリー2GBと
 いうスペックと15万程度という予算を目安にパーツ選びをしました。
 
 CPUはIntelのデュアルコア「Core2Duo」のE6600=
 2.4GHzを選んだ。 このCPUはひとつのCPUで2つの
 コアを持っていて、デバイスマネージャーなどで見ると
 2つのCPUが認識されている。
 マザーボードは長男がASUSのP5Bで組んでいて調
 子よさそうだったので、同じシリーズでRAIDの機能が
 豊富な「P5B-E Plus」を選んだ。
 
 RAID…複数台のHDDを1台とみなし、分散して記録す
 ることでパフォーマンスや信頼性の向上を図る技術。
 いくつかのレベルがあり、それぞれ特徴がある。
 わかりやすい解説はこちら
 グラフィックボードはVistaを快適に動かすためにもミド
 ルクラスのものは欲しいと思って選んだのがこれ…
 GPU(グラフィックチップ)はATIのRADEON1650PRO
 で、ビデオメモリーは256MB搭載している。
 電源はSCYTHE(サイズ)の「剛力」500Wを選んだ。
 定番といえば定番かな…
 ケースもサイズのシルバーのやつを選んだ。
 このケースの特徴は丸い大型の液晶表示部で各所
 の温度やファンの回転数などが見られること。
 HDDは日立のDeskStar 250GB SATA仕様のものを
 2台でRAIDに挑戦。
 このバルク品HDDとマザーボードは長男の勤める店
 には無かったので、熊本市内の店で買った。
 その後、どうせRAIDを組むなら最初からRAID5で組
 みたいと思い、もう1台増やすことに…
 そうそう熊本まで行けないので、長男のところで同じ
 容量のBOX品を買った。
 
 この時点で、中身のメーカーはわからなかったが、
 最悪、容量が同じなら何とかなるさ…(中身はMaxtor
 製だった。)
 マザーボードにCPUとCPUクーラーを取り付けたとこ
 ろ。このマザーはLGA775というソケットが付いていて
 今までのピンタイプのCPUはソケット478のPentium4
 も含めて使えない。
 IDEスロットも1つしかなく、ハードディスクはSATA接
 続となる。
 メインメモリーはこれもVistaに備えて1GBを2枚デュ
 アルチャンネルにて装着、計2GBのデュアルチャンネ
 ル動作とした。(写真…デュアル動作にするため、黄
 色のスロットに1枚ずつメモリーを挿している。)
 ケースに電源「剛力」を取り付けたところ。
 このケースは天板に8cmファン×2、背面に12cmファ
 ン×1が付いていた。
 最小構成での動作確認。
 CPU、メモリー、グラフィックボードを装着後、電源や
 ケース前面スイッチなどの配線をし、マザーボードを
 ケースに取り付ける前に最小構成での動作テストを
 行う。
 最小構成での動作確認で無事この画面が表示され
 ればこれまでの手順に間違いがなく、パーツ類の不
 良もないということ。
 この確認をしておくと今後トラブルが起きたとき、原因
 が探しやすくなる。
 最小構成での確認がOKだったので、マザーボードを
 ケースに取り付ける。
 改めてグラフィックボードをPCI Exスロットに挿す。
 HDD、光学ドライブなどを取り付ける。
 今回はHDD3台でRAID5を組むことにしたので、同容
 量(250GB)のHDDを3台、SATAのソケットにつない
 だ。
 ケースの液晶表示部分。
 3ヶ所の温度とファンの回転数が表示できるほか、
 ファンの回転数のコントロールもできる。
 ケース液晶表示用の温度センサー。
 TEMP1をチップセット(ノースブリッジ)のヒートシンク
 に、TEMP2をグラフィックボードのヒートシンクに、TE
 MP3をHDDに貼り付けた。
 後から追加で買ったTVキャプチャボード、I・Oデータ
 の「GV-MVP/RX3」。
 今まで使っていたキャプチャボードはソフトウェアエン
 コードだったが、これはエンコードチップが搭載されて
 いるので、ハードウェアエンコードができる。
 キャプチャボードをPCIスロットに取り付け、さらに前
 面に吸気用ファンも取り付けた。
 ケース背面。IEEE1394やUSB2.0、LANなどはオン
 ボードのため、拡張スロットにはグラフィックボードと
 キャプチャボードのみ。
 DSP版のWindows XP Media Center。
 DSP版とはHDDやFDD、CPUなどパソコンのパーツと
 一緒にのみ買えるもので、パッケージ版よりかなり安く
 買うことができる。
 
 またこのXPには、Vista発売間近ということもあって、
 Vistaへのアップグレードクーポンが付いていた。
 OSのインストール前にBIOSでのRAID設定やRAIDド
 ライバのインストールなどをしなければならないが、さ
 ほど難しくは無く、無事WinXPのインストールが済んだ。
 
 光学ドライブはスーパーマルチDVDドライブを2台(LG
 電子 GSAH42N、GSAH10N)、FDDはカードリーダー
 内蔵 タイプ。
 デバイスマネージャでプロセッサを見てみたところ。
 ちゃんとCPUを2つ認識している。
 Vistaへのアップグレードクーポンを使って送料(2000円
 程度だった)のみで手に入れたVista。 Media Center
 からはHome Premiumが対象となる。
 このアップグレードプログラムは受付窓口が日本国内に
 無かったり、いろいろヤキモキさせられたが、(そこの辺
 のところはブログを参照)3月のはじめには送られてきて
 ほっとした。
 
 ただ、まだ今使っているアプリケーションがすべてVista
 で動くか確認が取れないため、今しばらくはXPのまま使
 うことにした。
 現在のMyPC。
 あとはVistaにU.G.するばかりだけどNero(DVDを焼く
 ソフト)がVistaに対応してないしなぁ…
 さて、どうするか…
  
ここから下が今回の更新です。
現在持っているDVD/HDレコーダーは、地デジチューナーは内蔵しているものの、ダビング10が規格化される前
の製品のため、地デジの番組録画はすべてコピーワンス制限がかかってしまい、ダビングができない状態になっ
ている。 これを何とかしたいと思っていた私は、家電量販店のPC売り場に勤める息子に相談、値段の下がって
きたPC用の地デジチューナーとブルーレイのドライブを購入してダビング10に対応させることにした。
まず、I・Oデータの地デジチューナーキャプチャボードGV-MVP/HXと外付け型BD/HDDVD/DVDマルチドライブ
のBRD-UXH6を購入、さっそくGV-MVP/HXをパソコンに取り付けたが…
 
これがGV-MVP/HXのパッケージ。ダビング10への対応
はドライバとサポートソフトのアップデートが必要になる。
早速PC に取り付け、ドライバ、ソフト類をインストール後、
アップデートしてさぁ初期設定!と思ったら「著作権保護エ
ラーが発生しました。著作権保護(COPP/HDCP)に対応し
たモニタ、グラフィック環境が正しく接続されているかどうか
確認してください。」とのエラー表示…
そうかぁ、グラフィックボードとディスプレイをデジタル接続
してたんでこんなエラーが出たんだな…と、アナログケーブ
ルで繋ぎ直そうとグラボの端子を見たら2つともデジタルの
出力端子だった。しょうがないので、デジタル→アナログ変
換プラグを介して接続し、やっと初期設定! しかし、再び
著作権保護云々のエラーが… アッチャ〜グラボの出力が
デジタルなもんでプラグで変換してもだめなのか〜
さてはてどうしたもんかと数日この状態で悩んだNontaで
した。
仕方ないので、著作権保護に対応したグラボとディスプレ
イに交換することに…
これはELSAのHDCP対応のグラボで、チップはnVIDEAの
GeForce9500GTで、VRAMは512MB搭載している。
新しいグラボをPCIExpスロットに挿したところ。
このグラボの下に見えるのが地デジチューナーボードの
GV-MVP/HX。
著作権保護に対応するためにはディスプレイも対応してい
なければならない。(最近の液晶ディスプレイなら大抵対
応している)
どうせ買い換えるのなら大きいほうがデスクトップが広く使
えるし…と思って選んだのがコレ… I・Oデータの22インチ
ワイド液晶ディスプレイLCD-AD221XB。
22インチのワイドとなるとさすがにデスクトップが広く使え、
複数のウインドウを開いて作業するときも快適です。

さてこれで地デジチューナーの初期設定も大丈夫だろうと
思っていたら、今度は放送局のスキャンでチャンネルがひ
とつも見つからない!ほかのテレビでは地デジがきれいに
映っているのになんで〜と思いつつ、I・OのサイトのQ&A
に似たような質問があったので、その対処法をすべてやっ
てみたがやっぱりチャンネルが見つからない…さてはて…
その状況を息子に相談したところ、初期不良として交換し
てくれるとのこと… ただし同じ製品の在庫がなかったの
で、同クラスでバッファローの製品と交換してもらった。
交換してもらったDT-H50/PCIにB-CASカードを挿した
状態。
今度は初期設定もチャンネルスキャンも問題なく済み、地
デジがきれいに映るようになった。
ここまでの道のりは長かった……
地デジがきれいに映るようになったので、ブルーレイのドラ
イブも取り付けないと…
これはUSBとeSATAの2種類の接続ができるが、私のPC
にはeSATAのコネクタがあるので、転送速度がこっちのほ
うが速かろうとeSATAで繋ぐことにした。
使用できる状態になったBRD−UXH6。
コレで、地デジの番組をバンバン録画してBDやDVDに保
存できるゾ!

 
 
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