近●隣●散●撮

2006.7.30作成
 
 私の若い頃は赤白に塗られ、威容を誇っていた九州電力港発電所の集合煙突だが、石炭火力発電所だった
 港発電所の廃止に伴い、この高さ170mの巨大煙突も撤去されることになり、解体工事が進んでいる。
 6月の半ばからはこの煙突の高さに届く日本最大級の2000t吊りクレーンも姿を現し、これから10月初めまでの
 予定で工事が進められるということで、ちょっとした話題となっている。
 
 炭都大牟田のシンボルだった風景がまたひとつ消える前に…とシャッターを押した。
 
 
 久しぶりに三池港に行った。
 三池港務所管理時代は部外者は入れなかったが、今では島原航路の高速船発着所もこちらに移り、誰でも
 入ってくることが出来るようになった。
 写真は合同庁舎(旧港務所本館)前から閘門方向を見たもの。ちょうど海上保安庁の巡視船「きくち」が船渠
 内に入っていくところだったのでシャッターを押した。
  ※閘門…有明海は干満の差が最大5.5mと大きいため、船渠(船溜り)内の水位を一定に保つ水門。
 
 
 三池港内を回っているときに出くわしたレトロな建物。これは三池港開港と同時に建てられた長崎税関三池支
 署。もっとも現在の税関は内港の対岸にある合同庁舎内に移っているが、建物はこうして残っている。現在何
 に使われているのか知らないが、かなり痛んでいるようで、思わずシャッターを切った。
 後ろに港発電所が写っている。
 
 
 
 三池港内港北岸壁の北側にある三池海水浴場。 ただし、看板には海水浴場として開設しておらず、監視人、
 救護班などはいないので個人の責任で注意して楽しむよう書かれている。この日は簡易休憩所でバーベキュ
 ーを楽しんでいる家族連れがいた。
 

使用している写真は全て、オリジナルです。                          

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