北部九州は吉野ケ里遺跡などでもおなじみのように、古代の浪漫あふれる地域です。
 日本という国がどのようにして出来たのか、邪馬台国、卑弥呼の謎、大和朝廷の成り立ち、
 ひいては、日本人のルーツまで、さまざまな想像を思い起こさせてくれます。
  中でも、私の住む荒尾市からさほど遠くない菊池川流域は、日本一の装飾古墳のメッカで、
 菊池川の清流のおかげで古くから文化の開けていたことが偲ばれます。

  ここではそんな菊池川流域の古墳などを紹介します。 

  ※装飾古墳…古墳内部に築かれた石室や石棺、または崖面に営まれた横穴墓の壁面に、
           絵画や文様などが描かれたもの。
           4世紀の終わり頃に起こり、5世紀から6世紀にかけて北部九州で栄え、
           7世紀には、東北地方まで広がった。
           その数は全国でおよそ500基で、そのうち200基近くが熊本県に分布し、
           さらにその7割近くが菊池川流域に集中している。
                         (熊本県立装飾古墳館の案内栞より抜粋)
 


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鞠智城編 江田船山国宝展編
      

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